不動産の価格・相場を知る
不動産の価格はどうやって決まっているのか?不動産を購入するときに事前に知っておきたいこと「不動産の相場」「不動産の価格の成り立ち」についてご紹介します。
同じ不動産は存在しないので、不動産価格には定価がない
不動産には電化製品や文房具のように「定価」がありません。
電気屋さんで販売している電化製品には、メーカーが指定する小売希望価格があり、同じ製品であれば、他店でも小売り希望価格は同一です。これがいわゆる電化製品の「定価」となります。
もちろん店舗によって、消費者へ定価から値引き対応しますが、商品はどこで買っても同じスペックです。
不動産価格に定価が無いのは、土地の形状や、築年数、住所等同一のスペックの不動産が存在しないため、定価という発想はありません。
不動産の価格は、様々な不動産相場を加味し、最終的に個々の売主の希望売却価格が不動産の価格となります。
不動産価格の決定要因
一般的に、不動産の価格は、
となります。つまり、土地と建物は別々に価格が積算され、それぞれを足したものが不動産の価格となります。この算出方法を積算価格といいます。
それでは、土地の価格と、建物の価格はどうやって決まっているのか?それぞれ見ていきます。